確認したい!着床前診断のデメリット

検査そのものが体外受精が前提で行われている

着床前診断は胚がお腹の中に着床する前に染色体異常や遺伝性の病気の有無を確認するようになっているので、着床前の胚が必要不可欠です。そのため検査をするためには受精卵を体外で作り出す必要があるため、体外受精を前提として検査をしなければいけなくなります。これは不妊症かどうかに関係なく、検査を受ける人全員が体外受精をしなければいけないのです。
しかも受精卵を培養しながら検査をするのですがこの培養そのものが成功する確率もそこまで高いものではなく、失敗してしまった場合には何度も体外受精を行わなければいけないのです。この結果身体的な負担だけではなく精神的な負担や経済的な負担がかなりかかってくるので、気軽に利用できる検査ではないというところがデメリットだと言われています。

検査そのものができるまでに時間がかかる

着床前診断で最もネックとなっているデメリットが、検査ができるまでにかかる時間です。
まず検査を受ける前に検査を受けられるかどうかの適応条件に当てはまるのかどうかを確認しなければいけませんし、自分たちで適応条件を満たしているかどうか判断するのではなく、検査を希望した病院から日本産科婦人科学会に申請されるようになっています。そこから承認されるまでにおよそ1年以上かかると言われており、そこからようやく着床前検査を実践するという流れになるため検査を受けるだけで時間がかかります。
検査結果に関しても受精卵を培養するため結果が出るまでにも時間がかかりますし、成功率の問題もあるので確実な結果を知るまでにかかる時間については覚悟が必要です。